SXSW 2019 体験記 Part 7(Last Day)
2019年 3月14日(木)
(この記事は、短期連載記事の一部です。最初から読みたい方はこちらからどうぞ)
いよいよサウスバイ最終日です。
翌日は日が昇る前に出発なので、ホテル前から青空を見るのはこれが最後です。
朝ごはん食べて出かける用意していると、THE REMBRANDTS がテレビに出てました。(テレビドラマ(シチュエーションコメディ)「フレンズ」の主題歌で有名。40代には懐かしい)
レンブランツ、まだやってたんですね・・・(笑)
♪ I'll Be There for You ~ ♪ を歌ってた。いまだにだよ。
Friends theme song - I'll be there for you - official music video HQ
SXSW自体はまだまだ続くのですが、我々にとっては最終日。
インタラクティブ系もほぼ終わっていて、街ではミュージック系のイベントをたくさんやってる状態。
最後はちょっとだけオースティン観光に行こうと、テキサス州会議事堂に行ってみました。
予備知識なく行ってみたのですが、けっこうすごい建築でした。
建物の手前に巨大な円形の穴ぼこ・・・
建物の中に入ると、空港ばりのセキュリティチェックがありました。(写真わすれた)
職員や議員はもちろん、観光客も金属探知機でチェックですよ。
オースティンはテキサス州の州都だし、州会議事堂ならこれくらい厳しくても当たり前か・・・と思ったけど、日本の県庁とか、こんなに厳しくないよな・・・
観光客までボディチェックとかしないし、せいぜいあってもフラッパーゲートくらいだな。
中はどエラくオープンで、ふたつの会議場の中まで見学できました。
歴代の議員や州知事だかの肖像画があちこちにあり、全身のものも何枚かありました。
これを見て思い出したんですが、、、こういう肖像画自体、ディズニーランドのホーンテッドマンションくらいでしか見たことないな・・・あとは美術館で見るくらい?
この州会議事堂は、外観も凝ってましたが内装も凝ってます。
あとで調べてみたんですが、テキサス州会議事堂は、アメリカ国内の50の州会議事堂の中で最大なんだそうです。(設計は、数々の州庁舎を手がけたイライジャ・マイヤーズ)
テキサス州は「Lone Star State」とも呼ばれていて、そこらじゅうがひとつ星だらけでした。旗もそうだけど、州会議事堂の中も、さっき撮った記念写真も、オースティンの地ビールも「Lone Star」でした。
ちなみに、星条旗とテキサス州旗がありましたが、テキサス州旗のみが合衆国旗と同じ旗ざおに掲揚されることが許されているという「都市伝説」があるそうです。
うーん、テキサス、来る前は「カウボーイwww」とか「テリーマンいるかなーww」とか、草はやしながらちょっと小ばかにしてたところあるけど、なかなかいいところじゃないか。
州会議事堂を後にして、南に向けて少し街ブラ。
教会、入れんのかな? なんて思っていたら、目の前を歩いていた観光客が平然とドアを開けて中に入っていったので、続いて中にはいる。
写真は撮ってないのですが、映画で見る教会の雰囲気そのもので、お祈りする方がたくさんいらしてました。
自由に中に入ることもでき、お祈りするのも自由。(に見えた)「外国人観光客が日本のお寺に来る感覚ってこんな感じなんだろうな」と思いました。
入口付近に聖水が置いてありましたが、信仰心もないのに触れるのは何となくバチあたりな気がしたので、ちょっと匂いを嗅ぐだけで我慢(笑)
まぁ、もちろん無臭でしたが。
音楽系イベントをたくさんやってる6番街まで南下。
このあたりが一番、「オースティンらしい景色」なのかも。
そろそろお昼が近づき、最後のセッション(JWマリオット)に向かいます。
「Cross-Platform: Designing for Users, Not Devices」というセッションでした。
レスポンシブデザインでデバイスにあわせてコンテンツを伸び縮みさせるのに腐心してていいのか? もっとユーザーを見て、ユーザーのために作っていこうぜ、という話。
ロンドンのユーザーにとって有益で使いやすいアプリでも、ニューヨークにもってきて同じようにユーザーにとって有益であるとは限らない、とか、利用環境によって使い方や求める使い勝手も変わってくるでしょ、とか、基本的な話を丁寧に話されているように感じました。
そして最後にこんなこと言ってました。
Good design, when it's done well, becomes invisible. It's only when it's done poorly that we notice it.
そうなんですよね。
問題なく操作が完了したとき、良いデザインには気が付かないもので、何かひっかかった時だけ「ダメさ」が際立つものなのです。
ユーザビリティ事例とかでも、「悪い例」ばかりが取り上げられるのも納得。
セッションを聞き終え、コンベンションセンターに戻ってくると・・・あーあ、柱のベタベタがもうとんでもない状態に(笑)
10層以上は重なってるな、コレ。
裏手の配給所に行き、最後のビール。
配給所の中にトイレが設置してあるのですが、ものすごい傾斜のところに置いてありました。
これ、落ち着いて用を足せないだろ・・・
さて、5日間お世話になったSXSW会場をあとにし、お土産を買いにショッピングモールへ。
事前にお土産リサーチしたのですが、「Texas Chewie Pecan Praline」というのがおいしそうだったので、売ってる店を探して「Barton Creek Square」というところまで来ました。
メイシーズありーの、ノードストロームがありーので、ハワイのアラモアナセンターみたいな感じでした。アメリカのモールはみんなこんな感じなのかな?
若干迷いつつ、お店を発見。
「Lammes Candies」で、お目当てのチューイーピーカンプラリネを購入。
その他、お店もたくさんあるので、小一時間くらい散策してみよう、ということに。
待ち合わせ場所を決めて先輩氏と別れ、あちこちウロウロ・・・
レゴのショップで日本に売ってないセットを発見するも、ややお高いので我慢我慢。。。
子どもの服を見たり、テキサス的グッズを見たりして集合時間になったので待ち合わせ場所へ。が、なかなかパイセン現れず(笑)
しばらくして、お土産たくさん抱えたパイセン登場。堪能してますね・・・(笑)
すると、「ほいっ」とさきほどのお土産で買ったプラリネが。
お土産足りなそうなんで、もう一回さっきのお店に行って、ついでに味見用にバラ売りのを買ったそうです。
待たせちゃったお礼にと、1個いただいちゃいました。
パイセン、ありがとうございます。。。(涙
Uberで拾ってもらいやすそうなところまで出て、ホテルまで帰還。夕食は、最初の日に行ったステーキの店「TEXAS LAND & CATTLE」に行きました。
またステーキにしようかと迷いつつ、気になるのをいくつか発見。
いやー、いろいろ堪能したなぁ・・・。
そして最後は、大好物のハンバーガーで締める。
さすがアメリカや。バーガーがうますぎる。。。
ワイルドなアメリカンバーガーを堪能し、歩いてホテルへ。
ちなみに、ホテルから一番近いお店は、ここでした。
↓
ハンドルネームをドラマ「ツインピークス」に登場するDEA(麻薬取締局)捜査官 Bryson にしているほど「ツインピークス」好きの私としては、店名が気になるので行ってみたかったのですが、駐車場に停めてある車がイカツイ車種が多かったのと、ネットで見た店内の様子がテキサス郊外の昼間から酒飲んでるヤバそうな人たちがたむろってる感じだったのと、外から見える中の様子がやっぱりちょっと怖そうな感じ(全ディスプレイでバスケ放映…なんか賭けてるだろ、絶対)だったので、見送ってました。。。
そして、最近知ったけど、ツインピークスって色々と使われてるみたいで。こんなところでも見つけた。
tsukuba-winery.kadoya-company.com
超余談ですが、ツインピークスに出てくるBryson役を演じているのは、日本でも有名な「X-ファイル」のモルダー捜査官役の David Duchovny です。
徒歩5分ほどでホテルにもどり、荷物を整理して就寝。。。
明日はまた長旅だー。
帰国編 に続く